インリーソーラーの債務超過について
2012年・2013年と2年連続で出荷量世界1位を記録したインリーソーラーですが、2015年には中国の子会社「インリーエナジーカンパニーリミテッド」が債務超過に陥りました。
一時は倒産のうわさも流れましが、再建計画が提出され、2021年4月に始動。債権の株式化や土地使用権の売却などで健全化を図っています。
国営銀行と市が資本を入れることで国営企業化したようですね。
保証についても、以前と変わらず継続するとのことなので、ひとまず安心といったところでしょうか。
インリーソーラーまとめ
このページでわかること
インリーソーラーの口コミ・評判
- ワールドカップや世界中のメガソーラーに使われている有名メーカーなので、信用ができると思いました。
- 単結晶・多結晶両方のパネルがあり、自由度が高い。予算に合わせて選べました。
- パネルの性能が高くて、不具合も少ないと聞き購入しました。実際順調に発電していて満足です。
- 購入を考えましたが、日本での実績の少なさが気になり別のメーカーにしました。
- 2012年に生産量1位になったと聞きましたが、赤字決算とニュースがあり、心配になりました。長く使う物なので、経営状態も大切だと思います。
- やっぱり中国製だし、海外メーカーは将来の保障が心配です。不具合があった時にもし日本法人や問い合わせの窓口がハッキリしていないと不安です。
インリーソーラーの特徴
インリーソーラーの特徴
- パネルは単結晶・多結晶両方扱っています。
- 単結晶パネルは発電効率20%前後、出力300w以上と、高性能です。
- パネルの生産は原料から製品までの一貫生産です。
メリットや強み
- 一貫生産で品質、性能が保証されています。
- パネルフレームにアルミを利用していて、軽量化と耐腐食性を備えています。
- 単結晶・多結晶両方あり、予算に合わせて選べます。
デメリットや改善点
- 取扱い・販売・施工店が少ないです。
- 単結晶と多結晶で保証の内容が違います。
- 債務超過したメーカーというマイナスイメージが大きい。
価格や相場観
- 国内メーカーよりは低価格です。
- 発電効率がよく、出力が大きいパネルもあるので、発電量から見て「安い」と言えます。
保証面
- 出力保証はパネルにより違い、30年or25年なので事前確認が必要です。
- システムは12年保証です。
アフターケアやサポート面
- メールでの問い合わせにも対応しています。
- 「≪太陽光エネルギー監視システム≫で安心」とありますが、詳細は未定で不安要素です。
モニターなど
- パワコン・モニターは日本製です。
歴史
- 1997年、太陽光発電システム専門会社「インリーグリーンエナジー」発足。「インリーソーラー」はブランド名
- 2012年日本法人(東京)設立。翌2013年住宅向けにも参入し、大阪に支店を出す。
- 2015年中国の子会社「インリーエナジーカンパニーリミテッド」が債務超過。
- 2020年に再建計画が承認され、2021年4月始動。「財政的に健全になった」と取締役会長が公表しています。