太陽光発電エクソル(XSOL)まとめ
XSOL(エクソル)の口コミ・評判
- 坂本龍一や吉川晃司がテレビCMに出演したりなど広告頭になっているが、なんだか怪しいイメージがする。
- 太陽光発電システムビジネスを前面に押し出しているだけはあって、製品が特徴的。
- 京都の会社ですが、全国に事業所があるので外国製品には無いサポートが受けられます。
- 1枚からでも設置できる「ジャストコンパクト」は画期的
XSOL(エクソル)のおすすめポイントと特徴
XSOL(エクソル)の特徴
- もともとは京都に本社を置くグリーンテック株式会社が、株式会社エクソルと名前を変え太陽光発電事業に特化。太陽光発電のメーカー、システムインテグレーター、サプライヤーとして全国展開。
- TEPCOと共同で初期費用不要の定額サービス「のせトク?」を展開
- パネル1枚から設置可能な「ジャストコンパクト」システムがある
メリットや強み
- 太陽光発電事業に特化した会社として10年以上の活動時間があり、全国各地に事業所あります 。
- ノウハウやサポート体制は一定レベルのものが期待できます。
- 太陽光発電のメーカー、システムインテグレーター、サプライヤーの3つの顔があり、多角的に太陽光発電事業を行っています。
- 有料ですが、メンテナンスのサービスがあります。
デメリットや改善点
- 技術や製品先行型なので、目的意識のあまりないエンドユーザーに取っては、何を選んでいいのかわからなくなる恐れがあります。
価格や相場観
- 25万円前後の価格帯で特別割安感はありませんが、発電効率が高い製品が多いためお得感があります。
保証面
- 25年の出力保証、12年の製品保証、10年間の災害補償があります。
- 年間20時間以上出力制御がかかった場合の売電収入の損失をカバーする出力制御保証もあり、保証面は充実しています。
- 独自のXSOL保証もあり、最長で20年間のシステム保証が用意されています。
アフターケアやサポート面
- 販売店を通してのユーザーサポートとなりますが、メーカーや施工業者との連携も問題なく、手厚いサポートを受けられます。
- 無料のエクソル保証では、交換対応時の製品費用・修理対応時の修理費用・不具合があった場合の点検費用が保証されています。
モニターなど
- HEMS対応のカラーモニターで、出先でスマホから発電状況等のチェックができます。
歴史
- 2001年 グリーンテック株式会社設立
- 2011年 コーポレートブランド、株式会社エクソル誕生
「ジャストコンパクト」及び「のせトク?」ってなに?
「ジャストコンパクト」はパネル1〜3枚を想定した、コンパクトな太陽光発電システムのこと、「のせトク?」はエクソルとTEPCOホームテックが提供する初期費用0円で太陽光発電システムを設置できるサービスです。
「ジャストコンパクト」の概要
ジャストコンパクトは、低電圧でも動作するマイクロインバータがパネルとセットで動作するため、なんと最小1枚から設置可能です。
更に、それぞれのパネルが独立して発電するので、影の影響も少なく設置できます。
「たった1〜3枚程度で、どの程度効果があるの?」と疑問になると思いますが、この「ジャストコンパクト」は売電を目的としたシステムではなく、あくまで日中の電気代削減をメインとしています。(事前に国に申請しておけば売電も可能です)
約10〜15%程度の光熱費削減効果が期待できます。
「ジャストコンパクト」は停電時に使用できない
大きな注意点として、ジャストコンパクトは停電時には使用できません。
通常の太陽光発電システムはパワコンの自立運転機能を使って、発電さえしていれば電気を使えるのに対し、パワコンそのものを使用していないジャストコンパクトでは電気そのものが使えなくなります。
別途蓄電池を接続することで使えるようにはなりますが、非常時の備えとしては心許ないと言えます。
「のせトク?」の概要
最近増えてきた太陽光発電のリースで、エクソルとTEPCOホームテックが提供するサービスです。
- 設置費用は無料で、太陽光発電を10年間リースする形となり、リース料(定額)を支払います。
- 作った電気を自家消費することで、電力会社から購入する電気量を減らせます。
- 余った電気は売電できます。
- 契約期間の10年経過後は無償譲渡されます。
- 太陽光発電とあわせ、蓄電池・エコキュート・IHクッキングヒーター・HEMSも選択可能です。
特に記載はありませんでしたが、リース契約の場合は事前審査があり条件が厳しいことが一般的です。リースする側もメリットがなければ事業として成り立ちませんからね。
そして、この厳しい条件をクリアする建物であれば、自己負担で設置しても十分にメリットのあるケースがほとんどです。
リースのメリットは、初期費用が掛からない、維持費や修繕費等の不安なく設置できること。対してデメリットは経済効果が小さいことです。
自己負担での設置のメリット・デメリットと比較したうえで選択肢の一つとして検討してみるのが良いでしょう。