2022年4月に太陽電池生産から撤退
パナソニックは、2022年4月に太陽電池の生産から撤退しました。
しかし、今後はカナディアンソーラーからパネルのOEM供給をうけ、パナソニックブランドとして販売を続けます。
パナソニックの代名詞であったHIT太陽電池は在庫がなくなり次第終了。HITのパネルが欲しい方は急いだほうが良いかもしれません。
パナソニックの太陽光発電まとめ
このページでわかること
パナソニック太陽光発電の口コミ・評判
- 発電効率が高く、オール電化でない我が家でも電気代が半額近くになりました。在宅で仕事をしていますが、売電も出来ています。
- 狭小住宅の我が家。他のメーカーは予算や設置条件で断念したが、性能を重視したパナソニックを設置し、大成功!諦めなくてよかったです。
- 身近な人がパナソニックを設置していて、シミュレーションより高い発電量を見せてもらったことが決め手でした。太陽光発電に無関心だった家内も「パナソニックで正解だったね」と喜んでいます。
- 電気の自給自足で、子供の節電意識が変わり、部屋やテレビの電気のつけっぱなしが減った気がします。
- 東側に山があり朝の陽ざしの邪魔になるが、そんなハンディも乗り越えてしっかり発電しています。電気代が以前の約1/4になりました。
- 2021年12月から発電開始。想定を上回る発電量です。
5か月モニターして、推定発電量を上回る結果となっています。4月の発電量が3月に比べて落ち込んでいますが、日照時間が少なかったですね。。。それでも推定より発電していました。上々です。#太陽光発電 #ソーラー発電 #HIT #パナソニック #神奈川県 pic.twitter.com/HCb6DlYhes
— 太陽光発電はじめました! (@Hi_RyuhS) May 7, 2022 - HITとカナディアンOEMで2種類のシステム設計で発電量に差が出た
住宅用太陽光発電の話。
— 中村雄介@ソーラーパートナーズ (@yusuke17solar) February 6, 2022
パナソニックのHITとカナディアンOEMパネルでのシステム設計の違い。
HITはハーフサイズ、台形もあるので5.056kW
カナディアンOEMでは4.125kW
こういうのを見るとHIT無くなるのもったいないなと思うが時代の流れ・・・ pic.twitter.com/jjcQxKFSWX
パナソニックのおすすめポイントと特徴
パナソニックの太陽光発電の特徴
- 生産量が世界でもトップクラス。
- 海外でも高い評価を得ています。
- ラインナップが豊富なので、屋根の状態に合わせた設計が可能。(HITの場合)
メリットや強み
- 多彩な工法があり、ほとんどの屋根タイプに対応できるので、屋根の形状や材質で悩むことはありません。
- 発電効率が高いので、狭い屋根面積でもしっかり電力を確保。
- くもり空でもじわじわ発電したり、朝早くから発電がスタートします。
- 風速60メートルの暴風にも、しっかり耐えられる設計。
デメリットや改善点
- 平成24年25年度の2期連続の7千億円超えの大赤字の経営悪化による今後のリスク。
- 他のメーカー製品よりも高額で、初期投資が大きくかかる点がデメリット。
- 2022年4月でHIT太陽電池の生産終了。今後はカナディアンのパネルを採用するためハーフサイズや台形のパネルはなくなり、設置容量が減る可能性もあります。
価格や相場観
- 他のメーカーに比べれば、少し高め。
- 発電量も多いので、価格に見合っているという声も。
他メーカーとの比較
メーカー | 価格帯(1kwあたり) | 発電効率 | パネル種類 |
---|---|---|---|
パナソニック | 30万円以上 | 20%前後 | 11(内HIT6) |
シャープ | 30万円前後 | 19%前後 | 12 |
京セラ | 35万円前後 | 18%〜20%前後 | 11(内ハウスメーカー限定10) |
ソーラーフロンティア | 25万円前後 | 19%前後 | 8 |
その他メーカー(海外等) | 25万円前後 | 15%〜20%前後 | 2〜6前後 |
保証面
- 保証はパネル25年と周辺機器15年。
- パワコン買い替え時にも新たに15年保証がつきます。
- 販売店加入の自然災害補償あり。
- 手続きや条件があるので、きちんと確認を。
アフターケア・サポート面
- 電話やメールでの問い合わせ方法に加え、全国各地にショールームがあります。
- 質問しやすい環境が整っています。
モニター
- ワイヤレスのエネルギーモニターは、リビングでも寝室でも、好きな場所でリアルタイムに発電状況が分かるので便利。
太陽光発電事業の歴史
- 1994年の家庭用太陽光発電システムの販売開始以来、技術力、研究開発の分野で受賞歴があり、世界に認められています。
- 1997年発売のHITシリーズは発電効率の良さで大人気になりました。
- 業績の悪化により、2022年4月に太陽電池の生産終了。家庭用太陽光発電システムの販売はカナディアンソーラーからパネルのOEM供給を受け継続します。
動画でわかるパナソニックの太陽光発電
実際に設置した方のインタビュー動画
FIT終了後のパナソニックの提案
パナソニックに直接見積りを出すよりも、一括見積もりサイトで複見積もりを取って比較することをおすすめします。自宅の屋根がパナソニックが最適かを確認してからの方が良いでしょう。